このドキュメントには、現在のバージョンおよび将来のバージョンの PHP についての情報が含まれます。また、追加情報として、 PHP 3 に関する移行情報や互換性情報も含まれています。 異なるバージョンの PHP における、動作、引数、 戻り値の違い等についてはマニュアルのノートやインラインテキストに 記述されています。
一部に CVS バージョンの PHP に関するドキュメントも存在します。これは 最新の開発バージョンのことです。まだ公開されておらず、CVS バージョン 管理システムか スナップショット を用いてのみ取得可能です。つまり、"available in CVS" とされている 機能は、一般的にはまだ使えないということです。 しかし、おそらく次期安定バージョンの PHP では利用可能になるでしょう。 CVS バージョンをダウンロードする方法は anonymous CVS access page を参照ください。
リリースされていないバージョンの PHP (例えば PHP 6.0.0、 最新の安定版は 5.x.x)に関するドキュメントに出あうかもしれません。 ほとんどの場合、これはドキュメントのミスではありません。 現在の PHP リリースでは有効ではない説明もしばしば追加されるのです。 それらは将来のバージョンで有効になります。 通常、PHP ではメジャーリリースでのみ新しい機能の追加が行われ、 その他のバージョンではバグ修正のみが行われます。 A.B.C の形式でバージョンは記述され、メジャーリリースでは A または B が増加、 マイナーリリースでは C が増加します。 例えば、最新のリリースが PHP x.0.x である時に、PHP x.1.x で利用可能となる 機能が文書化されることはまれではありません。 また、このマニュアルは過去形ではなく現在形で書かれていることにも注意してください。
しばしば PHP マニュアルでは、PHP ディレクティブの"デフォルト値"の一覧が示されます。 これらの値は、php.ini-recommended ではなく、 php.ini-dist に基いています。 また、これらの値は、PHP の最新版に基いています。 これらの値と変更の詳細については、 付録:PHPディレクティブを参照してください。