mcrypt.* と mdecrypt.*
は、libmcrypt を用いた暗号化・復号化を行います。これらのフィルタは、
mcrypt 暗号化関数 で利用可能な
アルゴリズムをサポートしており、mcrypt.ciphername
という名前で利用できます。ciphername
の部分は、
mcrypt_module_open() に渡すのと同じアルゴリズム名
です。また、以下の 5 つのパラメータが利用できます。
表 P-1. mcrypt フィルタのパラメータ
パラメータ名 | 必須? | 初期値 | 値の例 |
---|---|---|---|
mode | 任意 | cbc | cbc, cfb, ecb, nofb, ofb, stream |
algorithms_dir | 任意 | ini_get('mcrypt.algorithms_dir') | アルゴリズムモジュールのある場所 |
modes_dir | 任意 | ini_get('mcrypt.modes_dir') | モードモジュールのある場所 |
iv | 必須 | N/A | 通常は 8, 16, あるいは 32 バイトのバイナリデータ。暗号の形式に依存する |
key | 必須 | N/A | 通常は 8, 16, あるいは 32 バイトのバイナリデータ。暗号の形式に依存する |
例 P-11. 暗号化されたファイルを読み込む
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