array_walk

PHP マニュアル
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説明

bool array_walk ( array &array, callback funcname [, mixed userdata] )

成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。

array 配列の各要素にユーザ定義関数 funcname を適用します。通常、 funcname は引数を二つとります。 array パラメータの値が最初の引数、キー/添字は二番目の引数となります。オプションの userdata パラメータが指定された場合、コールバック関数 funcname への三番目の引数として渡されます。

funcname 関数が、指定された引数より多いパラメータを必要とする場合、array_walk()がfuncname をコールする度にエラーレベル E_WARNING が発生します。これらの警告は、array_walk() コールの前に PHP エラー演算子 @ を付けるか、error_reporting() により抑制することができます。

注意: funcname により配列の値そのものを変更する必要がある場合、 funcname の最初の引数は参照として渡す必要があります。この場合、配列の要素に加えた変更は、配列自体に対して行われます。

注意: キー及び userdata を funcname に渡す処理は、バージョン 4.0.0 で追加されました。

array_walk() は array の内部配列ポインタに影響されません。array_walk() はポインタの位置に関わらず配列の全てに渡って適用されます。

コールバック関数により配列自身を変更することはできません。例えば、要素の追加、削除、要素の unset 等はできません。 array_walk() が適用される配列を変更しようとすると、関数の動作を定義できず、予期しない結果を得ることになります。

例 1. array_walk() の例


<?php
$fruits = array("d" => "lemon", "a" => "orange", "b" => "banana", "c" => "apple");

function test_alter(&$item1, $key, $prefix)
{
    $item1 = "$prefix: $item1";
}

function test_print($item2, $key)
{
    echo "$key. $item2<br />\n";
}

echo "Before ...:\n";
array_walk($fruits, 'test_print');

array_walk($fruits, 'test_alter', 'fruit');
echo "... and after:\n";

array_walk($fruits, 'test_print');
?>

上の例の出力は以下となります。


Before ...:
d. lemon
a. orange
b. banana
c. apple
... and after:
d. fruit: lemon
a. fruit: orange
b. fruit: banana
c. fruit: apple

array_walk_recursive()、 create_function()、 list()、 foreach、 each()、 call_user_func_array() および array_map() callback 型に関する情報も参照ください。

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