glob() 関数は glibc の glob()
関数で使われるルールに基づいて
pattern
にマッチする全てのパス名を検索します。
ルールは、一般のシェルで使われるルールと似ています。
チルダの展開やパラメータ置換は行われません。
マッチするファイル/ディレクトリを含む配列を返します。 マッチするファイルがなかった場合には空の配列、 そして失敗した場合には FALSE を返します。
有効なフラグは次のとおりです。
GLOB_MARK - 各戻り値にスラッシュを追加します
GLOB_NOSORT - ディレクトリに存在するファイルを返します (ソートはされません)
GLOB_NOCHECK - 検索パターンにマッチするファイルが 見つからない場合に検索パターン自身を返します
GLOB_NOESCAPE - バックスラッシュによってメタ文字をクォートしません
GLOB_BRACE - {a,b,c} を展開し「a」「b」「c」にマッチさせます
注意: このフラグは、GNU システム以外では使用できないこともあります。 たとえば Solaris では使用できません。
GLOB_ONLYDIR - パターンにマッチするディレクトリのみを返します
注意: PHP 4.3.3 以前では、GLOB_ONLYDIR は Windows や GNU C ライブラリを使用しない他のシステムでは利用 できませんでした 。
GLOB_ERR - (ディレクトリが読めないなどの) 読み込みエラー時に停止します。デフォルトではエラーは無視されます。 PHP 5.1.0 で追加されました。
例 1. glob() が opendir() と関連する関数群の代替策になるかを示す簡便な方法
上の例の出力は、たとえば 以下のようになります。
|
注意: この関数では、 リモートファイル を 使用することはできません。これは、処理されるファイルがサーバの ファイルシステムによりアクセスできる必要があるためです。
注意: この関数が使用できないシステムも存在します (例: 昔の Sun OS など)。
opendir()、 readdir()、 closedir() および fnmatch() も参照ください。