imap_search

(PHP 3 >= 3.0.12, PHP 4, PHP 5)

imap_search -- 指定した検索条件にマッチするメッセージを配列として返す

説明

array imap_search ( resource imap_stream, string criteria [, int options [, string charset]] )

この関数は、指定した imap ストリームの現在オープンしているメールボックス において検索を行います。

例えば、Mom から送られた全ての未回答のメッセージにマッチさせるには、 "UNANSWERED FROM mom" を使用します。 検索は、大文字小文字が区別されずに行われます。 検索条件のリストは、UW C クライアントのソースコードからのものであり、 不完全または不正確である可能性があります (RFC2060, section 6.4.4 も参照ください)。

パラメータ

imap_stream

imap_open() が返す IMAP ストリーム。

criteria

空白で区切られた文字列で、以下のキーワードが使用可能です。 複数の単語からなるキーワード(例 FROM "joe smith") は全て引用符で括る必要があります。

  • ALL - 他の検索条件にマッチする全メッセージを返す

  • ANSWERED - \\ANSWERED フラグが設定されているメッセージにマッチ

  • BCC "string" - Bcc: フィールドに "string" を有するメッセージにマッチ

  • BEFORE "date" - "date" より前の Date: を有するメッセージにマッチ

  • BODY "string" - メッセージ本体に "string" を有するメッセージにマッチ

  • CC "string" - Cc: フィールドに "string" を有するメッセージにマッチ

  • DELETED - 削除されたメッセージにマッチ

  • FLAGGED - \\FLAGGED フラグ(重要または緊急を表すものとして 使用されることがあります)が設定されているメッセージにマッチ

  • FROM "string" - From: フィールドに "string" を有するメッセージにマッチ

  • KEYWORD "string" - キーワードとして "string" を有するメッセージにマッチ

  • NEW - 新規メッセージにマッチ

  • OLD - 古いメッセージにマッチ

  • ON "date" - Date: が "date" であるメッセージにマッチ

  • RECENT - \\RECENT フラグが設定されているメッセージにマッチ

  • SEEN - 既読の(\\SEEN フラグが設定されている)メッセージにマッチ

  • SINCE "date" - Date: が "date" 以降であるメッセージにマッチ

  • SUBJECT "string" - Subject: に "string" を有するメッセージにマッチ

  • TEXT "string" - テキスト "string" を有するメッセージにマッチ

  • TO "string" - To: に "string" を有するメッセージにマッチ

  • UNANSWERED - 未回答のメッセージにマッチ

  • UNDELETED - 削除されていないメッセージにマッチ

  • UNFLAGGED - フラグが設定されていないメッセージにマッチ

  • UNKEYWORD "string" - キーワード "string" を有さないメッセージにマッチ

  • UNSEEN - 未読のメッセージにマッチ

options

options に指定できる値は SE_UID です。これを指定すると、 メッセージ番号ではなく UID を含む配列を返します。

charset

返り値

メッセージ番号あるいは UID の配列を返します。

検索条件 criteria を処理できなかった場合や 結果が見つからなかった場合は、FALSE を返します。

変更履歴

バージョン説明
4.3.3 パラメータ charset が追加されました。

参考

imap_listscan()