mb_output_handler() は、 ob_start() のコールバック関数です。 mb_output_handler() は、出力バッファの文字を 内部文字エンコーディングから HTTP 出力文字エンコーディングに変換します。
4.1.0 以降のバージョンでは、以下の条件が満たされた場合にこのハンドラは charset HTTP ヘッダを設定します。
header() で Content-Type が 設定されていない場合
デフォルトの MIME 型が text/ で始まる
http_output の設定が pass 以外
contents
: 出力バッファの内容
status
: 出力バッファのステータス
返り値: 変換後の文字列
注意: PHP 4.3.0 以降において、 イメージのようなバイナリデータを PHP スクリプトから出力したい場合、 バイナリデータを送信する前に header() により Content-Type: ヘッダ(例:header("Content-Type: image/png"))を 送信する必要があります。Content-Type: ヘッダが送信されると出力文字 コード変換は無効となります。
ただし、header() により"Content-Type: text/*" を送信した場合には、テキストが送信されるとみなし、文字コード設定に 基づいて出力文字コード変換を行います。
なお、PHP 4.2.x あるいはそれ以前のバージョンで画像のようなバイナリデータを 出力する場合には、mb_http_output() を用いて 出力エンコーディングを "pass" に設定する必要があります。
ob_start() も参照ください。