msg_stat_queue() は、queue
で指定したメッセージキューのメタデータを返します。
これは、例えば受信したメッセージがどのプロセスから送信されたのかを
調べる場合などに有用です。
返り値は配列で、そのキーと値は以下のような意味をもちます。
表 1. msg_stat_queue の配列構造
msg_perm.uid | キューの所有者の uid 。 |
msg_perm.gid | キューの所有者の gid 。 |
msg_perm.mode | キューのファイルアクセスモード。 |
msg_stime | キューに対して最後にメッセージが送信された時刻。 |
msg_rtime | キューから最後にメッセージを受信した時刻。 |
msg_ctime | キューが最後に更新された時刻。 |
msg_qnum | キューにある読み込み待ちのメッセージの数。 |
msg_qbytes | 送信されたメッセージのうち、まだ受信されていないものを保持する 領域として、キューで現在使用可能なバイト数 |
msg_lspid | 最後にキューに対してメッセージを送信したプロセスの pid 。 |
msg_lrpid | 最後にキューからメッセージを受信したプロセスの pid 。 |
msg_remove_queue()、 msg_receive()、 msg_get_queue() および msg_set_queue() も参照ください。