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SAMConnection->send() -- メッセージをキューに送信、あるいは項目をトピックに投稿する"send" メソッドを使用して、メッセージを指定したキューに送信したり 指定したトピックに投稿したりします。このメソッドは、 メッセージに返信したり応答したりする際に使用する ID を返します。
target
メッセージを送信する場合はキューの ID (queue://queuename)、 トピックを投稿する場合はトピックの ID (topic://topicname) で、メッセージの配送先を指定します。
msg
送信あるいは投稿するメッセージ。
properties
オプションの連想配列で、受信時の動作を制御するプロパティを指定します。
プロパティ名 | とりうる値 |
---|---|
SAM_DELIVERYMODE | メッセージングサーバが配送を保障するかどうか、 システム障害時にメッセージが失われることを許可するかどうかを指定します。 SAM_PERSISTENT の場合はメッセージを失うことを許可しません。 SAM_NON_PERSISTENT の場合はメッセージを失うことを許可します。 送信結果の挙動は、PHP スクリプトが接続しているメッセージングサーバの機能によって変わります。 メッセージの永続化をサポートしていないサーバで SAM_PERSISTENT を指定した場合は、その機能が存在しないというエラーを発生させて処理が失敗します。 |
SAM_PRIORITY | 0 から 9 までの数値で、メッセージの配送の優先度を指定します。 0 は優先度が最低であること、9 は優先度が最高であることを表します。 優先度を指定しなかった場合はデフォルト値が割り当てられます。 デフォルト値は、使用するメッセージングサーバによって異なります。 |
SAM_CORRELID | このメッセージの相関 ID として割り当てる文字列。 指定しなかった場合は、メッセージングサーバが値を自動的に割り当てます。 |
SAM_TIMETOLIVE | メッセージングサーバがキューにメッセージを残し続ける期間をミリ秒で指定します。 デフォルト値は 0 で、これはメッセージをずっと残し続けることを意味します。 |
SAM_WMQ_TARGET_CLIENT | このプロパティは WebSphere MQ を使用する場合にのみ有効で、 RFH2 ヘッダをメッセージに含めるかどうかを指定します。 設定できる値は 'jms' あるいは 'mq' のいずれかです。 デフォルトは 'jms' で、これは RFH2 ヘッダを含めることを意味します。 'mq' を指定すると、メッセージに RFH2 が含まれないようになります。 |
ID を文字列で返します。返信や応答を取得する際にこの文字列を使用します。 エラーが発生した場合には FALSE を返します。
注意: ID が返されるのは、メッセージが送信先キュー (queue://xxxx) に正常に送信できた場合のみで、キュー上のメッセージの ID となります。 トピックにメッセージを投稿するために send を使用した場合の返り値は TRUE となり、ID は返されません。