スクロール可能なカーソルを、それ以降のフェッチのために設定します。
result_id
result_id
は有効な結果 ID です (select
型のクエリで、かつ、sesam_query() を
コールした際に"スクロール可能な"カーソルが要求された場合のみ)。
whence
whence
は、この後の"スクロール型"カーソルの
取得処理で使用されるスクロールの型を指定する、スクロール型の
グローバルなデフォルト値を設定し、次のような定義済みの定数を
設定します。
表 1. "whence"
パラメータの有効な値
値 | 定数 | 意味 |
---|---|---|
0 | SESAM_SEEK_NEXT | 連続的に読み込む |
1 | SESAM_SEEK_PRIOR | 連続的に後向きに読む |
2 | SESAM_SEEK_FIRST | 最初のレコードに移動する (取得後、デフォルト値は SESAM_SEEK_NEXT に設定されます) |
3 | SESAM_SEEK_LAST | 最後のレコードに移動する (取得後、デフォルト値は SESAM_SEEK_PRIOR に設定されます) |
4 | SESAM_SEEK_ABSOLUTE |
offset (0 が先頭。取得後、
内部デフォルト値は SESAM_SEEK_ABSOLUTE
に設定されます。内部のオフセット値は、自動的に増加します)
で指定した絶対レコード番号に移動します。
|
5 | SESAM_SEEK_RELATIVE |
カレントのスクロール位置に対して相対位置に移動。ただし、
offset は正または負の値を指定可能です
(これは、以降の取得の際のデフォルトの "offset" も設定します)。
|
offset
オプションのパラメータであり、
whence
が
SESAM_SEEK_RELATIVE または
SESAM_SEEK_ABSOLUTE のどちらかである場合にのみ
評価されます (また必要とされます)。