このコンストラクタは、WSDL モードもしくは 非 WSDL モードで SoapClient オブジェクトを生成します。
wsdl
WSDL ファイルの URI もしくは 非 WSDL モードの場合 NULL
注意: 開発中は、WSDL のキャッシュを php.ini の soap.wsdl_cache_ttl で無効にしておくとよいでしょう。 そうしないと、WSDL を変更しても soap.wsdl_cache_ttl で設定した時間が経過するまで それが反映されなくなります。
options
オプションの配列。もし WSDL モードで動作させる場合、 このパラメータはオプションです。非 WSDL モードで動作させる場合、 location と uri オプションを指定する必要があります。ここで、 location はリクエストを行う URL、 uri は SOAP サービスのターゲット名前空間です。
style および use オプション は非 WSDL モードでのみ動作します。 WSDL モードでは、これらは WSDL ファイルで指定されます。
soap_version オプションは、 SOAP 1.1 または SOAP 1.2 クライアントのどちらを使用するかを指定します。
HTTP 認証用として、login および password オプションが使用可能です。 プロキシサーバ経由で HTTP 接続を確立する場合は、 proxy_host, proxy_port, proxy_login および proxy_password の各オプションを使用してください。
compression オプションにより、 HTTP SOAP リクエストやレスポンスの圧縮を行うことができます。
encoding オプションは内部的な文字エンコーディングを定義します。 このオプションは SOAP リクエストのエンコーディング (常に utf-8) を変更しませんが、その中の文字列を変換します。
classmap オプションは WSDL 型を PHP クラスにマッピングするために使用可能です。 このオプションには、キーとしてWSDL 型、値として PHP クラスの名前を持つ配列を指定する必要があります。
boolean のオプション trace を設定すると、 SoapClient->__getLastRequest、 SoapClient->__getLastRequestHeaders、 SoapClient->__getLastResponse および SoapClient->__getLastResponseHeaders といったメソッドが使用できるようになります。
exceptions オプションは boolean 値で、soap のエラー時に SoapFault 型の例外をスローさせるかどうかを設定します。
connection_timeout オプションは、SOAP サービスに接続する際のタイムアウト秒数を指定します。 これを使用しても、レスポンスが遅いサービスのタイムアウトを定義することはできません。 サービスのコールが完了するまでの待ち時間を制限するには、設定項目 default_socket_timeout を使用します。