X. カレンダー関数

導入

カレンダー関数は、異なったカレンダーフォーマット間の変換を 簡単に行う関数の集まりです。標準としているのは、ユリウス積算日です。 ユリウス積算日は、紀元前 4713 年 1 月 1 日から数え始めわれています。 カレンダーシステム間の変換を行うには、ユリウス積算日に変換した後 に選択したカレンダーシステムに変換しなければなりません。 ユリウス積算日はユリウス暦とは全く違います! ユリウス積算日の詳細を知りたい場合は、 http://www.hermetic.ch/cal_stud/jdn.htm を参照ください。 カレンダーシステムに関する情報を知りたい場合は、 http://www.fourmilab.ch/documents/calendar/ を参照ください。 本説明にはこのページからの引用が含まれています。 このページの内容はこのチュートリアルにも反映/引用されています。

インストール手順

これらの関数を動作させるには、 --enable-calendar を指定して PHP をコンパイルする必要があります。

Windows 版の PHP には この拡張モジュールのサポートが組み込まれています。これらの関数を使用 するために拡張モジュールを追加でロードする必要はありません。

実行時設定

設定ディレクティブは定義されていません。

リソース型

リソース型は定義されていません。

定義済み定数

以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。

CAL_GREGORIAN (integer)

CAL_JULIAN (integer)

CAL_JEWISH (integer)

CAL_FRENCH (integer)

CAL_NUM_CALS (integer)

CAL_DOW_DAYNO (integer)

CAL_DOW_SHORT (integer)

CAL_DOW_LONG (integer)

CAL_MONTH_GREGORIAN_SHORT (integer)

CAL_MONTH_GREGORIAN_LONG (integer)

CAL_MONTH_JULIAN_SHORT (integer)

CAL_MONTH_JULIAN_LONG (integer)

CAL_MONTH_JEWISH (integer)

CAL_MONTH_FRENCH (integer)

以下の定数は、PHP 4.3.0 以降で使用可能です。

CAL_EASTER_DEFAULT (integer)

CAL_EASTER_ROMAN (integer)

CAL_EASTER_ALWAYS_GREGORIAN (integer)

CAL_EASTER_ALWAYS_JULIAN (integer)

以下の定数は、PHP 5.0.0 以降で使用可能です。

CAL_JEWISH_ADD_ALAFIM_GERESH (integer)

CAL_JEWISH_ADD_ALAFIM (integer)

CAL_JEWISH_ADD_GERESHAYIM (integer)

目次
cal_days_in_month -- 指定した年とカレンダーについて、月の日数を返す
cal_from_jd -- ユリウス積算日からサポートされるカレンダーに変換する
cal_info -- 特定のカレンダーに関する情報を返す
cal_to_jd -- サポートされるカレンダーからユリウス積算日に変換する
easter_date -- 指定した年における復活祭の真夜中のUnix時を得る
easter_days -- 指定した年において、3 月 21 日から復活祭までの日数を得る
FrenchToJD -- フランス革命暦をユリウス積算日に変換する
GregorianToJD -- グレゴリウス日をユリウス積算日に変換する
JDDayOfWeek -- 曜日を返す
JDMonthName -- 月の名前を返す
JDToFrench -- ユリウス積算日をフランス革命暦(共和暦)に変換する
JDToGregorian -- ユリウス積算日をグレゴリウス日に変換する
jdtojewish -- ユリウス積算日をユダヤ暦に変換する
JDToJulian -- ユリウス積算日をユリウス暦に変換する
jdtounix -- ユリウス歴を Unix タイムスタンプに変換する
JewishToJD -- ユダヤ暦の日付けをユリウス積算日に変換する
JulianToJD -- ユリウス暦をユリウス積算日に変換する
unixtojd -- Unix タイムスタンプをユリウス歴に変換する