gopher プロトコルは RFC 1436 で定義されており、現在の HTTP プロトコルの先祖にあたるものと みなされています。しかし gopher は、非 gopher リソースへの 参照機能も提供しており、telnet・wais・nntp そしてもちろん http についても参照可能です。この拡張モジュールは PHP の URL ラッパに gopher の サポートを追加し、gopher フォーマットのディレクトリ一覧を表示する ヘルパ関数 gopher_parsedir() を提供します。
前提条件: PHP 4.3.0 以降が必要です。
この PECL 拡張モジュールをインストールする方法は、 マニュアルの PECL 拡張モジュールのインストール という章にあります。 新規リリース・ダウンロード・ソースファイル・管理者情報・CHANGELOG といった関連する情報については、次の場所にあります。 http://pecl.php.net/package/net_gopher
設定ディレクティブは定義されていません。
リソース型は定義されていません。
以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。
表 1. Net_Gopher 定数
定数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
GOPHER_DOCUMENT | 0 | 標準的な text/plain ドキュメント。 |
GOPHER_DIRECTORY | 1 | gopher フォーマットのディレクトリ一覧を含むリソース。 |
GOPHER_BINHEX | 4 | BinHex エンコードされたバイナリファイル。 |
GOPHER_DOSBINARY | 5 | DOS フォーマットのバイナリアーカイブ。 |
GOPHER_UUENCODED | 6 | UUEncode されたファイル。 |
GOPHER_BINARY | 9 | 一般的なバイナリファイル。 |
GOPHER_INFO | 255 | 情報エントリ。 |
GOPHER_HTTP | 254 | HTTP リソースへの参照。 |
GOPHER_UNKNOWN | -1 | 特定のカテゴリにあてはまらないエントリ。 |