declare 命令は、あるコードブロックの中に 実効命令をセットするために使用されます。declare の文法は他の制御構造と似ています。
命令の箇所で、セットされた declareブロックの挙動を指定することが出来ます。 現在のところ、使用できる命令はticksの 一つだけです。( ticksに関しては以下を参照してください)
declareブロックの文 の実行のされ方や実行時にどのような作用が起こるかについては 命令に何が指定されたかに依存します。
declare構造はグローバルスコープしても使用され、 それはそれ以降のコード上の全てにおいて影響します。
<?php |
tickとはdeclareブロックの実行中にパーサが
N
個の低レベル命令を実行するごとに
発生するイベントのことです。N
の値は
declareブロックの命令の箇所で
ticks=N
のように
指定します。
tickごとに発生させるイベントはregister_tick_function() を使用して指定します。詳細は以下の例を参照してください。1回のtickで 複数のイベントが起こり得ることに注意してください。
ticksはデバッグ、単純なマルチタスク処理、バックグラウンドI/Oや その他多くの処理を実装するのに便利です。
register_tick_function()と unregister_tick_function()も参照してください。