PDO->exec() は、一度の関数コールで SQL 文を実行し、文によって作用した行数を返します。
PDO->exec() は SELECT 文からは結果を返しません。 プログラム中で一度だけ発行が必要になる SELECT 文に対しては、 PDO->query() の発行を検討してください。 複数回発行が必要な文については、PDO->prepare() による PDOStatement オブジェクトの準備と PDOStatement->execute() による文の発行を行ってください。
PDO->exec() は、発行した SQL ステートメントによって更新もしくは 削除された行数を返します。 1 行も作用しなかった場合、PDO->exec() は 0 を返します。
警告 |
この関数は論理値 FALSE を返す可能性がありますが、FALSE として評価される 0 や "" といった値を返す可能性もあります。 詳細については 論理値の セクションを参照してください。この関数の返り値を調べるには ===演算子 を 使用してください。 |
以下の例は PDO->exec() の戻り値の使用法を間違っています。結果として一行も更新されなかった場合に die() がコールされてしまうからです。
<?php |