syslog()はシステムログが出力するログメッセージを
生成します。priority
は、容易さ(facility)と
レベル(level)の組み合わせで、その値については、次節で説明します。
残りの引数は送信するメッセージです。ただし、文字%m
は、errnoの値に
対応するエラーメッセージ文字列(strerror)に置換されます。
表 1. syslog()の優先順位 (降順)
定数 | 説明 |
---|---|
LOG_EMERG | システムは使用不可 |
LOG_ALERT | アクションを直ちにおこす必要がある |
LOG_CRIT | 致命的な条件 |
LOG_ERR | エラーを発生する条件 |
LOG_WARNING | 警告を発生する条件 |
LOG_NOTICE | 通常の動作だが、特徴的な条件 |
LOG_INFO | 情報を与えるメッセージ |
LOG_DEBUG | デバッグ用のメッセージ |
syslog.conf(5) を参照ください。 syslog の facility と option に関するより詳細な情報は、 Unix マシンの syslog(3) にあります。
Windows NT では、syslog サービスはイベントログを使用してエミュレートされます。
注意: LOG_LOCAL0 から LOG_LOCAL7 までについては、openlog() の
facility
パラメータは Windows 環境では使用できません。
define_syslog_variables(), openlog(), closelog() も参照ください。